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2008,12,25, Thursday | 書籍に学ぶ |
おすすめ度 ★★★★☆
今日はだいぶ寒かったです。明日はいよいよ雪になるかなぁ、という感じです。 さて、千日の修行より『菜根譚』の一頁、という帯にもあるように、『菜根譚』を最初から勉強しようとする人にとってはなかなか良い本だと思います。私も『菜根譚』を初めて読んだのは今から約15年くらい前、大学生になったばかりの頃でしたが、そのころは今ひとつ意味が理解できず、投げ出してしまった覚えがあります。 しかし、時が過ぎれば成長するのでしょう。こんな私でもある程度は理解できるようになりましたし、境野氏の詳しい解説によってそれがより心にしみ、反省しきりです。 境野氏がこの本を出版したのが2000年のこと。2000年の頃は、景気も底をついており、景気が良くない状況という意味では今とにている状況なのかな、と気もします。 以下、私が気になった箇所です。 (1)見るべし、天地に一日も和気なかるべからず、 よく、「先が見えない」という思いを私もしてしまうことが多いのですが、よく考えれば当たり前の話。その日その日、起きて目が覚めて、目の前のものが見れることに感動する。この姿勢ってなかなかできないですよね。まず足下をしっかりと見つめる、それがとても大切なのかも知れません。 (2)節を砥ぎ行を砥きて、しかも覚らず 希望がないときに、「節」の行動を砥く、そのときこそ自分に一番適したほどよい生活ができるというものです。確かに調子が良いときは逆にそんなことを考える余裕すらありません。チャンスなのかも知れません。 (3)人の際遇は、斉しきあり斉しからざるあり、而もよく己をして独り斉しからしめんや。己の情理は、順なるあり順ならざるあり、而してよく人をしてみな順ならしめんや。これをもって相観対治せば、またこれ一の方便なる法門なり。 これは私自身も最近良く思うところです。人にはいろいろな生い立ちがあり、ある面では恵まれ、ある面では恵まれていない。他人の恵まれているところはうらやましく思い、自分は恵まれていないと思っていしまう。でも、それは本当にある一面だけであって人生を総合的に考えると結局は同じなんですよね。 |
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